能の世界を堪能。

今日は 生まれて初めて

日本の伝統芸能 『能』

観にいってきました!!

 

今年の春

元同僚の皆さんと 再開する機会があり

 

その時に 久しぶりに会った Kさん

60歳を超えてから始めたという 能 の発表会です。

 

場所は 我が家から 1時間半ほどのところにある

氷川の杜文化館。

 

ここは ちゃんとした能の舞台があるところで

 

それほど広くない部屋でしたが

その分、至近距離で Kさんや 他の生徒さんの演技を

見ることができました。

 

HPより。シュッとして かっこいい。

 

 

 朝から 夕方までの この発表会。

 

誘ってくださったご本人から

『初めからいるのは かなり苦痛だと思うわよ』

ラインをいただいていたので

 

わたしは 午後から鑑賞。

 

 

撮影や録音が禁止だったので

内容をお伝えできないのが残念なのですが

みなさん、真剣そのもの。

 

わたしが行った時は 結婚式でよく聞く

高砂や〜 というのの途中でした。

 

あ、これ聞いたことある!!

あの高砂や〜 は 能の演目(?)だったのね!!

 

 

主に、素謡 というのと 仕舞 というのが あって

素謡というのは いわゆる あの独特の言い回し

歌(?)のみ(大抵 2人が前にいて掛け合いで歌う

その後ろに バックコーラスみたいな人がいる)の演技。

 

仕舞 というのは 4人くらいの 歌う人が後ろにいて

その前で 広い舞台を 目一杯使って 1人で踊る演技。

 

踊るといっても すり足のように歩いたり

時々 どん!! と 足を鳴らしたり

激しいのだと 跳んだり するけど

あくまでも 厳かな雰囲気の 踊り。

 

 

…それにしても…

 

 

古い時代のものとは言え

日本語なんだから もう少し理解できる

古文的知識があったら

もっと 堪能できたかと思うのですが

 

ところどころ  わかる単語は出てくるものの

話の筋までは やっぱり難しくて

 

 

あ〜 下調べしてくるんだったーー!!

 

と思いました。

 

Kさんは 午前中に 仕舞の演技をしたようですが

わたしが行った時間帯は 羽衣 の 素謡の天女役

 

経正 のやはり素謡の

バックコーラス に 出ておられました。

 

 

もう、すごい集中力で 真剣そのもの。

 

声も

え!? Kさん、こんな声出るの!!? と思うような

太くて通る 素晴らしい声で 歌っておられました。

 

羽衣 の 素謡は 内容を 知っていたせいもあって

 

天女の儚さや

なかなか羽衣を返してもらえない悲しみ

みたいなものが

素人のわたしにも 痛いくらい伝わってきて

 

 

早く返してやれよ!!

天女、困ってるじゃんか💢  と

 

その世界の中に グッと引き込まれた わたしでした。

 

 

Kさんは  習い始めて 7年目 で

発表会は 2度目 ということだったので

 

もしかすると 毎年は

行われていないのかもしれないのですが

 

今度は Kさんが 踊るところを見たいから

また次も 誘ってくださいね!! と LINEしました。

 

 

 能 といえば あの お面 というイメージだったのですが

 

もう、お面をつけられる人 というのは

全く別次元の 世界の人 らしく

 

今回は 発表会でもあり

先生方の 演技も含め

面をつけて 演技される方は 1人もいなかったし

みなさん、和服と袴の衣装でしたが

 

本物の(?)面をつけた

それぞれの役 特有の 衣装をつけた 能も

観てみたいかも… そう思いました。

 

 

うふふ。ぜひいらっしゃいな。

いらすとや さんの イラストです。

観阿弥です。わたしが能を大成させました。

 

それにしても 室町時代の人たちは

これを 面白い! と 感じる

すごい感性を持っていたんだな〜 と

感心してしまいます。

 

次は ちゃんと 下調べをして…

 

 

Kさん、あたらしい世界を

ありがとうございました!!

 

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