じいじの告別式に参列して。
昨日 書いたように
今日は礼拝後 家族ぐるみでお付き合いのある
教会の信者さん一家の
じいじ こと MY さん の 告別式に
伴奏者として 参列させてもらいました。
改めて その経歴をうかがったところ
200年続く 漁師さんの家で
10人以上いる兄弟と共に育った とか
高卒で就職後、お金を貯めて
国立大学の工学部に入学して
エンジニアになったっとか
英字新聞の求人広告を見て
イタリアの商社の日本人スタッフとなったとか
最後は 自分で会社を立ち上げたとか…
そんな努力の人でありながら
苦労した話とか辛かった愚痴とかを
一度も聞いたことがなかったそう。
あの、豪快さは
こういう裏打ちがあったからだったんだな〜!!と
思わされました。
長男の K さんが
喪主の挨拶の中でおっしゃっていたのは
良くも悪くも 自由な人だった… と。
晩年、入っていた施設や、最後に入院した病院でも
ヤンチャしていたそうで…
この場を借りて、お詫びしたい… と Kさん。
告別式の中で みんなで歌う讃美歌の伴奏や
献花の間、BGM を 電子ピアノで弾きながら
じいじは どんなお顔で
あの棺の中で眠っているんだろう? と
少しモヤモヤした気持ちでいました。
普段、信者さんが亡くなった時の 告別式というのは
本当に 和やかで
どの方も例外なく むしろ
亡くなった時のお顔の方が輝いている!!
と思える方々ばかりだったのですが
教会に来ることを拒み続けた じいじは…?
と 思っていました。
式が終わって、準備の間少し待って…
棺を開けて、最後のお別れに お花を入れるその時に見た
じいじのお顔は
何と!(と言っては失礼ですが) 本当に 綺麗で
豪快、ヤンチャの姿が すっかり消えて
どこかの品のいいおじいちゃんが 微笑んでいる〜!!!
そういうお顔でした。
正直、本当にびっくりしてしまいました(めっちゃ失礼ですが)
家族全員が クリスチャンなのにも関わらず
とうとう 信者にはならなかった じいじ。
Y家 一族の中で 唯一 少し俗っぽい感じがする
ワイルドな人でした。
自由人で、お酒も大好きだった じいじだから
信者になってしまったら
色んな制約があるんじゃないか… と
それを窮屈に感じてしまっていただけで
信仰を持ちたい気持ちは
あったんだな… きっと。
そんなふうに思いました。
亡くなってからではありましたが
ペテロ という 洗礼名を もらった じいじ。
漁師の家に生まれ
聖ペテロ(サン・ピエトロ)大聖堂 のある
イタリアと関係が深く
また、使徒として、ホームランもあったけど
三振やエラーも多かった
子供のような純粋さを持った使徒 ペテロ の名 は
じいじの洗礼名として
ピッタリだな!! と思いました。
今は、先になくなった 奥様と
天国で再開して 喜んでおられることと思います。
家族葬 で 少人数ではありましたが
本当に あったかくて和やかな告別式でした。
今日の制作です。
そんなあったかいイメージで。
Seria の この糸で編みました。
それともう一つ
バッグの持ち手にしようかと
綿の糸で 編んでみたのですが
45cm弱の この持ち手を編むのに
一玉100円の この糸を ほとんど全部
使わなければなりませんでした。
2本で 200円… ちょっと高くなってしまいますね〜。
う〜ん。
イラストです。
せんそうやめるにゃー!!!
天国って、どんなところなのかな…
あんなに微笑んでるなって〜…
そう思った私は
退職まで あと 376 日です!!!
里親募集のサイトのリンクを貼り付けます。